人物・組織の関係性を考える

大枠で

  • 人物(主体となる個)Master要素
  • 組織(任意の行動を共にする集団)Master要素
  • 出来事(上記を元にした出来事)時系列的・・・Transaction要素

といった見方で検討を進めて見ます。そこでまず人物や組織の関係性を整理してみよう・・・と。ザッと思いついたキーワードは、「家族・友人・サークル・町内会・同僚・上司・部下・会社・同級生・プロジェクトチーム・・・・・」といったモノですね。「関係」って親クラスをトップに置くと、いくつかのサブクラスに分類できそうです。例えば特別な組織に依存しない(人物だけの)関係性としては、「家族関係(ルーツ?)」と「友人関係」の2つを考えました。また、何らかの組織(集団)に関与しながら作られる関係性としては、しっかりと固い関係をもった「従属関係(会社・学校)」と、弱い結びつきの「グループ関係(サークル・プロジェクトチーム・同好会)」の2つを考えました。

* 記述にはフリーのUMLツール astah community を使わせて貰いました。本当に感謝します。

関係性に関するバリエーション考察

しかし何かしっくりこない。見えない何かがありそうな気がしてなりません。こんな時には「大きく見て・小さく見て」を繰り返すと、底に隠れている琉心が見えるかも知れません。そこで、家族関係もとい肉親関係もとい男女関係に絞って、考えてみました。

男女関係

要は家系図(ルーツ)と考え始めましたが、養子縁組やら恋愛・内縁・婚姻状態やら、色々と親子関係(もちろん子がない場合もあり)にはフクザツな関係が存在することを改めて確認しました。またその呼称(呼び方)も自己流ではマズイので、ちょいと調査しました。

ここまできて、子供の有無に限らず、あらゆる男女・子供の関係性を、この図で説明できればな・・・と、色々なケースに想定してみます。

男女関係(1):内縁(A男さんとB子さん)の間の子供C彦ちゃんは、「実子:非摘出子」となります。で、この後、B子さんがD郎さんと結婚しC彦ちゃんを連子にした場合は、男女関係(2):婚姻(D郎さんとB子さん)で子供のC彦ちゃんは例えば「実子:単独縁組」とし、両方の関係を保持しておけば、C彦ちゃんの実の親と現在の戸籍上の親が、判断できそうです。

何やら生々しい例になっちゃいますが、人の遍歴を表現するにはこんなケースも想定されますので・・・。

しかし、この家系図的な人物の間柄がシステム化されるとしたら、思い切り「個人情報」でプライバシー問題には気をつけなければなりませんね。

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