イントラ内でのwebアプリ作成

昨年夏から年末までの期間に、イントラ環境下でtomcat建ててwebアプリ環境を構築させてもらいましたが、今更ながら良い勉強であり経験になりました。(ありがたヤ・ありがたヤ)

さほど複雑ではない内容でしたが、データテーブルはシンプルでわかりやすくした上で、O/Rマッピングを考慮しながら、どのようなクラスで構成すれば良いのか?・・・。このあたりで良いアイデアがヒラメキ、作り手としての満足感は充分に得られました。そう、動作すれば良いってモノではなく、エレガントなクラス設計とソースコーディングこそ「冥利に尽きる」ってコトです。

まだ、ホットなうちにリリース期間に感じたことを・・・

  1. 改めてIEがどれほどワガママなブラウザであるかを思い知った
  2. URL告知だけではアクセスできない利用者もいる
  3. 即時反映・即時解除(apple的処理)は慣れない。(セットして「OK」ボタン押下(microsoft的処理)
  4. 運用側に依存する処理には、意外と人間らしいイイカゲンサがあったりする

特にカーソル制御や状況(状態)把握に関して改良・改善を施して、現在のところ問題もなく動作してくれているようです。

今回は、クライアントがイントラ内のwindowsPCと、限定されていたので、デバッグはIE問題がメインでしたが、基本的にスクリーンはワイドであろうが3:4であろうが、おおよそ13inchからいいトコ22inch程度の大きさでした。

で、思うに利用者エントリー側ではスマートフォンやタブレットなど、機動的な端末機であったり、逆にコントロールルームでは大きなスクリーンに多くの情報を表示したり・・・とか、アリですよね。そこで現在はライフワークとしてサクラダ・ファミリア的に構築しているmightyシステムに、流行りのResponsiveDesignの手法を取り入れて、改築してみました。・・・ら、これが効果てきめん。header,nav,footer,aside要素や主となる表示内容の配置を、小型端末表示・通常ディスプレイ・大型ディスプレイの3段階にわけて、レイアウト変更したら、すごい使いやすくなりました。

さらに、コリャ使える・・・と思ったアイデアが、各段階によってリストアップされた項目を制御(増減)するってヤリクチです。つまり人物の検索結果をリスト表示するのに、Sサイズでは名前と読み仮名・性別くらいしか出しません(その分表示行数をかせぎます)。Mサイズではさらに年齢や生存情報が追加され、Lサイズでは、これに誕生日や死亡日が追加される。これって、狭い画面に情報ギッチギチだったり、広い画面にチョビッと表示・・・とかの「何だかなぁ〜」感が、キレーに改善されました。

久々に「オイシイ」手法に夢中になりながら、サクラダ・ファミリアはゴールのない理想に向けて、ゆっくり・コツコツと作られております。ここでのノウハウが依頼されたシゴトに反映されるのですから、ある意味、市販車にフィードバックされるワークスレーシングチームみたいなモノですかね。ダカールも現在進行中ですが、来週からはWRCも始まります。いつかはPOLOに乗りたいですね。

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